今週の入荷はこちら。
Company FlowからJocelyn Brownまでいつになくまとまりのないラインナップとなっております。
Don Corneriusの訃報から数日、J DillaやBig Punの命日を迎え彼らの作品に思いを寄せてみようかと思った矢先、今度はWhitney Houstonが。
こういうニュースばかり書くのもと思って特に触れないでいましたが、やはり残念な出来事でした。
ただ、中古レコードで音楽を聴く自分のような人間にとって、アーティストに「生身」を感じない事が多いのも事実。
90年代のラップミュージックだってもう20年も前の話。
当時ティーンだったMCもいいオッサンなわけで、その間も解散したり引退したり、終身刑食らって塀の中だったり、業界内外で我々が知らない幾多のドラマがあるんでしょう。
現役で活動してるのか調べたらずいぶん前に他界してたなんてこともよくあります。
少なくとも自分にとってはアーティストって海の向こうの遠い存在であり、その瞬間を閉じ込めたレコードというモノの方に生きた「記録」としての価値をより多く感じています。
本人の他界は問題じゃない、という意味ではもちろんありませんが、ヤフーニュースを見てその「死」を嘆くより、そのアーティストの作品に触れて「生」を感じる方がしっくりくる、そんな感じでしょうか。
映画Scratchの中でDJ Shadowがしていた話を思い出しました。