はい、BBQ Recordsの店長ナップです。
みなさま夏を楽しんでますか~?
ここ7月後半からちょっと涼しいですが、すっかり夏休みに突入してますのでまぁー豊島園も賑わっておりますよ。
で、今日はよーやく買付後記のPt.2ということで、あわせてボストンのレコ屋をご紹介!
エリアで分けようかとも思ったんですが、ボストンてわりとこじんまりした都市で、かつレコード屋があるエリアはかなり限られるんですね。
というわけでエリアにはこだわらず、「絶対行くべき」と「余裕があったら」というふたつの切り口でご紹介します。
店名の横に五つ星表示(もちろんボクの主観)もしておきます。
それではさっそくいってみましょう。
「ボストンに行ったら絶対行くべきレコード屋2017」
#1 Cheapo Records ★★★★☆
538 Massachusetts Ave, Cambridge
まずはここをご紹介したいんですよ。
立地的にはハーバード大とマサチューセッツ工科大の中間に位置していて、Central駅を降りたらすぐです。
45sは無かったと思いますが、Soul/JazzのLP/12″が豊富で、かなりセレクトされてる印象。
めずらしくHiphopセクションがちゃんとあって、コレクタブルなものもちょこちょこ出てきます。
5年前もかなりお世話になったので、今回もまずここに足を運びました。
プライスはちょっと高め設定ですが、オーナーさんめっちゃ気さくなので、キャッシュならディスカウント相談してみる価値あり、ですよ。
#2 In Your Ear Records ★★★☆☆
957 Commonwealth Avenue, Boston
ボストンに3店舗あるお店ですが、ひとつはちょっと遠くて、残りふたつのうちケンブリッジにある方は余裕があったらでいいと思います。
こちらはチャールズ川の南側にある店舗で、Pleasant Street駅を降りたら目の前です。
まず店内に足を踏み入れてびっくりするのはボリュームですね。
入り口は狭いんですが、奥のフロアでは数万枚、いやそれ以上?にも及ぶオールジャンルのLP/12″が待ち構えています。
量が量なのと、そんなにレアなものがあるわけじゃないので時間がない方にはおすすめできません。
時間をかけて探せばそれなりの収穫があるはず。
入り口付近にものすごい量の45sタワーがありますが、ここを攻めるよりはボックスに入った在庫が別にあるので、オーナーさんに言って出してもらうことをおすすめします。
ちなみに、ここのオーナーさんは昔バンドをやっていて、ボアダムスと一緒に日本ツアー回ったことがあるんだとか。
日本の任侠映画が大好きらしく、お気に入り監督や役者について色々話してくれました。
注意点としては、営業時間がテキトーなところ。
まぁアメリカなんでそんなもんですけど、10時オープンて書いてあるのに11時過ぎても開いてなかったり。
ムダ足にならないよう電話で確認するか午後行くのがいいかもしれませんね。
#3 Record Exchange ★★★★☆
256 Washington St, Salem
ここはボストン中心から北東に約25kmにあって、市電じゃ行けません。
電車で行くにはNorth Stationでコミューターレイルってのに乗り換え。
Newburryport/Rockport行きに乗るんですが、50分に一本しかないので事前に時間を確認することをおすすめします。
貴重なディグ時間をムダに出来ませんからね。
かくいうボクは確認を怠ったがためにがっつり待ちぼうけ食らいました。。。
魔女狩り裁判で知られるSalemの駅で降りたら、そこから10分ほど歩いて到着。
店内は広々としていて、RockとJazzのLPが充実しています。
日本人バイヤーにも慣れているオーナーさんなので、貴重な情報をゲットするためにも話しかけてみましょう。
そういやかつてフィラデルフィアに同じ名前の店ありましたけど、移転したんでしょうか。
聞いておけばよかった。
#4 Mystery Train ★★★★☆
21 Main St, Gloucester
Record Exchangeからさらに北東20kmほどのところにあり、Salemから再びコミューターレールRockport行きに乗ってGloucester駅まで行きます。
ここも駅から徒歩10分ほどだったと思います。
アクセスは決してよくないので行こうか迷っていたんですが、ボストンで出会ったひとたちが口をそろえてMystery Trainがやばいって言うんですよ。
だもんでそれを信じて足を伸ばすことに。
結果はですねー、まぁ期待したほどではなかったかな・・・笑
それでもやっぱりボストンのレコード屋の中では間違いなくトップの量と質があるお店。
みんなハードル上げすぎなんですよ。
ふらっと立ち寄ったら相当テンション上がったと思います。
Soul/Jazz/RockのLPはいずれも充実の在庫で、見やすいので量の割に時間がかかりません。
Dance物の12″もそこそこ量ありました。
あとは45sコーナーがけっこう掘りがいあってですねー、200枚入りくらいのボックスが50はあったかな。
注意点は、ここも電車の乗り継ぎですかね。
Record Exchangeの後に行くならSalemで降りた際Rockport行きの時間を確認しておくこと。
かくいうボクは時刻表を見間違えたがためにがっつり待ちぼうけ食らいました。。。
とまぁ今日はこんな感じで。
もしボストンの掘り日が二日だけだったとすると、初日はCheapo→In Your Ear、二日目はRecord Exchange→Mystery Trainとまわればかなり充実すると思いますよ。
次回がいつになるかわかりませんが、、、まだご紹介したい穴場店がありますので気長にお待ちください。
それでは!