さて、先週の続きです。(先週の記事はこちら>>>)
木材のカットとメイン部分の組み立てが終わったらカラーリングに入ります。
今回は訳あって赤みがかった仕上がりにしたかったので色はレッドオークを使用。
振り返ってみると間違いなく塗りが一番手間かかったんですが、集中しすぎたのか写真撮るの忘れてました。。。
ニスが乾いたところでダボを使った組み立てに移行。
ドリルでダボ穴を開け、ボンドを流し込み、はめ込むというシンプルなものですが、上下のダボ穴を開けるポイントがずれたら入るものも入りません。
そこで活躍するのがマーキングポンチなるアイテム。
まず、下部分のダボ穴を開けたらポンチを埋め込み、上部分の板を乗せてギュッと押す。
ポンチの先端で付いたマークを目印に、対応するダボ穴がズレなく開けられるというわけです。
穴があいたらダボとボンドで組み立てる。
こんな感じに仕上がりました。
金属部分は25mmのスチールパイプで、持ち手として採用したもの。
一通り出来あがったところで機材がちゃんと収まるかも確認してみます。
お、けっこういい感じ。
装飾にもなる備品にも凝りたいところ。
まずはキャッチロック。
レコードボックスや機材のハードケースなんかによく付いてるPenn Fabrication社の物を使いたかったので直接問い合わせたところ、極少ロットでも販売してくれました。
ここはどうしても実現したかったので嬉しい限り。
続いて足を取り付け。
最後にスリップマット。
以前7/12インチ両用の牛革スリップマットを製作した際の余り資材を使います。
センターホールの直径は7mm…と。
これがあると無いでは大違い。
カラーをレッドオークにしたのはこのマットとの相性を考えてのことだったんですが、どうでしょうか?
ターンテーブルカバーをした状態でもフタが閉まりますよ、と。
はい完成!
ポータブルとは言ったものの、出来上がったら重量がまさかの18.2kg!
けっこういいエクササイズになるでしょう。
この週丁度鎌倉ビーナス・カフェでBBQパーティーがあったのでDJ Momocaねーさんにテスト運転してもらいました。
ちょっと慣れは必要ですが、コツをつかめばミキシングも意外とキレイに出来るし7inchならスクラッチもいけるしでこういう使い方なら十分のクオリティーかなと。
販売はお申し出があれば前向きに検討したいと思いますのでご興味があればこちらからご連絡ください。
そんなわけで一応これをもって完成ではあるんですが、この企画はまだ先がありまして、それを実現するためにはもう少々下準備が必要なもので引き続き進めていきたいと思います。
Vol.3の記事が書けるよう頑張ります!!!
そしていつものごとく最後に今週の入荷。
こちらのチェックもよろしくお願いします!