今週の新入荷はこんな感じ。
Mid 90’sのド定番が多く、あえて解説するような必要もないかと思うので、今日はJamiroquaiの”Feels Just Like It Should”について一言。
リリースは2005年で、アルバムでいうと同年の”Dynamite”に収録されています。
US12インチは二種類のプロモのみで、一方はMark Ronsonが、もう一方はSa-Ra Creative Partnersがリミックスを手がけており、これがどちらもオリジナルを越える出来。
特にSa-RaのバージョンはGBの”Simply So”と並んでお気に入りのSa-Ra Worksで今でもよくかけています。
Sa-Raって個人的には好きな部類の人たちなんですが、本人たちのフルアルバムだとどうも印象に残らない。
やっぱプロデューサーとして力を発揮するチームなんじゃないかと思ってます。
こういう作品がもっと出てほしいんですが、アパレル関係ではちょこちょこみかけるものの肝心の音となると昨今リリースが無いような。。。
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さて話は変わりますが、さる10月30日はJam Master Jayの命日でありました。
TributeとかR.I.P.とか言うのは簡単ですが、身の丈サイズで物言わないと違和感あるもので自分なりのRUN-D.M.C.体験を思い返すことで哀悼の意を表したいなと。
初めてRUN-D.M.C.を聴いたのはたしか91年で、曲は”Faces”だったと記憶。
テレビで流れてたのを聴いてCDレンタル屋でゲットしたんだと思います。
当時は近所のCDレンタル屋に洋楽もそこそこあって、中学生が欲しがりそうなタイトルくらいは揃ってました。
ただ、完全にTribe以降のニュースクールに洗脳されてた自分にとって1stや2ndの魅力ってそこまで感じていなくて、一応押さえてたって程度。
“Down With The King”が出た時は高2で、Pete Rockがらみってのもありかなりハマりました。
PVも繰り返し繰り返し観ましたし。
しかしながら彼らのキャリアを今になって思うとやっぱりその全盛期は80年代中期で、その時期の作品群は一様にすばらしい。
Sugarhillに代表されるLate 70’sからEarly 80’sのディスコラップはもちろん大好きですが、RUN-D.M.C.ってサウンド、ファッション、ラッピンどれをとってもそれまでのスタイルとは違う。
Graffiti Rockに出てくるKool Moe Deeとのラップバトルをみた時、その新しさにやっと気付けた気がしました。
そういう魅力に気付いたのは高校を卒業して本格的にDJをするようになってからのこと。
このジャンルのDJでRUN-D.M.C.を持ってないなんてありえないって空気もありましたけど、”Peter Piper”や”Sucker M.C.’s”はみんな持参してましたから、”Run’s House”あたりを持っていくとかぶらない、とかとか。
お世話になったなぁと思います。
毎年この時期になるとこの動画をみてひとり熱くなっておりますよ。